戦略策定を提案したが予算が合わない。そんな受注前の場面で使う型。営業の範囲で現場に短時間入り込み、その場で即興mocを出して「AIでどれだけ速くできるか」を実演し、信頼を獲得して受注・要件定義へ繋ぐ。来月の8社展開に向けた共通フォーマットとして運用する。
戦略策定や業務整理から入る有償コンサルは、予算と支払い習慣の壁で売れにくい。中電グループ案件でも「予算が取れず、足元の生成AIで進めたいのでコンサルは不要」と断られた。さらに、業務整理を自社でやりたがって着手が遅れるケースも多い。そこで、戦略策定提案で予算都合がつかない場合に、無償(または低単価)で現場に入り「AIでどれだけ速くできるか」を見せる受注前の提案活動として切り替えるのが本プレイブックの型になる。
業務整理に100〜200万を払うか、と問われると多くの企業は払わない。コンサル提案そのものが防御壁を作ってしまう。
戦略策定・業務整理を内製しようとして着手が遅れる。スピード感が合わず、検討が長引いて停滞する。
その場で作って見せられても、使い方・懸念点を語れなければ意思決定には繋がらない。
「AX無償支援」で営業の範囲で現場に短時間入り込み、その場で即興mocを出して「AIの速さ」を実演。導入ハードルを下げて信頼を獲得し、受注・要件定義へ繋ぐ。
会議室でヒアリング → 持ち帰り
ターゲット業務担当のデスク付近に短時間滞在
受注前の提案活動として、無償(または低単価)で実施する。重いイメージの「常駐」とは切り離し、目安3時間ほど現場に入って、その場でmocを出す。「AIでどれだけ速くできるか」を実演して導入ハードルを下げ、受注・要件定義への布石にするのが狙いになる。
長期の常駐ではなく、1回あたり目安3時間(最多でも1〜2日間)で完結させる。ターゲット業務を行う人のデスク付近に滞在し、観察・相談・即興moc構築までを一気に行う。
ターゲット業務を行う人のデスク付近に滞在し、実業務を間近で観察する。実データ・UI画面も見せてもらう。
当たりをつけた業務を狙う業務の困りごとや「こうしたい」を、その場でいくつかヒアリング。論点を素早く絞り込む。
対象業務と論点の特定対象業務のmocをその場で組み、AIでどれだけ速くできるかを実演する。Foundry/Claude Code 等を活用。
当日アウトプット:動くmoc「こう使える/ここが懸念」をポンチ絵で説明し、信頼を獲得。受注・要件定義へ繋ぐ。
次フェーズ(受注・要件定義)無償で工数を割く以上、対象は絞る。全社にやると「じゃあやってください」の連発で工数倒れになる。3つのMUST条件で絞り込む。
「来たらやりたくなる」ため、無償案件を抱え込みすぎない。100億円ラインを基準に、受注・アップセルに繋がる先へ集中させる。
有償コンサルとして切り出さず、営業活動の一環として無償で実施する。営業だけで回せる型にするのが目標。立ち上げ期は事業部メンバーが同行・一緒に入り、徐々に営業へ移管する。
「とりあえず業務を見せてください」では整理できない。どの業務領域に時間がかかっているか仮説を持って臨み、対象業務を狙って観察する。
作ること以上に、「こう使えるが、ここが懸念で、こう気をつける必要がある」と語れることが信頼に繋がる。ポンチ絵(概念図)を必ず添える。
その場で価値を出すには、手を動かす役と、使い方・懸念点を語る役の2名体制が望ましい。最終的に鍛えるのはユースケース対応力。
その場で作る技術もさることながら、決定的に効くのは「どう利用するか」の説明力=ユースケース対応力。ここがチームの差になる。
現場に入って初めて、「AI以外の組織課題」が浮き彫りになる。これを拾えることこそが、単なる開発受託との差になる。
これは受注後の常駐支援であり、受注前のAX無償支援とは文脈が異なる。ただし「現場に入って業務の行間を拾う」価値は共通で、本型の着想元になっている。長期の常駐は今回の型では行わない点に注意。
先方の若手中心にAgent構築を推進してもらえた。